障害のある方の地域生活を支援することで、だれもが住み慣れたまちで安心して暮らすことができる社会をつくるための地域の拠点(センター)として、地域活動ホームはその存在意義を確認する。
子どもからお年寄りまで、だれもが「地域のなかで豊かに暮らしていくことの支援」を行ない、その主体的な活動を支援する一方で、地域の人たちにも気軽に立ち寄ってもらえる「たまり場」のような存在となり、様々な人たちや関係機関との「橋渡し」を行なう。
また、利用者・家族に対しては正面から向き合うなかで、「いかに信頼関係を築けるか」が大きなテーマとなる。「困って相談に来たのにサービスが使えない」のでは、「サービスがない」のと同じことである。対等・平等な関係性をきちんと維持しながら、「まずは受け止める」姿勢を持ち、関係を築くことからその方への支援はスタートする。
「相談支援」を軸に、「ニーズはこぼさない」をモットーとする「生活支援」(ショートステイ・一時ケア)を最前線の売りにして「そよかぜの家」の基本理念とする。